JR東日本は14日、気仙沼線陸前横山駅(宮城県登米市)周辺のバス高速輸送システム(BRT)専用道で、大型バスの自動運転の実証実験を報道陣に公開した。気仙沼線は東日本大震災の津波で被災し、一部区間をBRTで運行しているが、運転手不足が課題。解消に向けた技術開発を目指している。
バスは路上に設置した磁気マーカーをセンサーで読み取り、運転手が手を離したまま、トンネル区間を含む約4.8キロを最高時速約60キロで走行した。路上の障害物を検知しての一時停止や、対向車とのすれ違いも試し、JR東は「実際の運行に近づけた」としている。
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